宿に戻って大急ぎで朝ごはんを掻きこむと、ひーこを伴って再び出撃。この日の午前中の目的地は第2の原野ポイント。でもその前にちょっと気になったので今朝の原野に寄って見ると山犬さんが車に戻る所に遭遇。手を振るとVサインを作っている。なんですと~! どういうこと~!?と事情を聞きにいくと、あの後シマさん出たらしいのです・・・う~朝ごはんなんて食べてる場合じゃなかったよ~(泣)
もう無理だろうけど念のため急ぎ足で原野へ向かうと相変わらず多数派はコヨシキリ。
遠くの枯れ木の天辺ではカッコウが鳴いていました。
草の中から飛び出したのはオオジュリンのメス。近所でも見かける冬場と代わり映えしませんが、一応一種追加。
でも折角夏の北海道なんだからオスにあいたいなあ・・・と思っていたら遠くの木にオス登場。でも遠いなあ・・・
あとはホオアカが出てきてくれたくらい。ノビはいっぱいいたけどシャッター切るの忘れてました(^^;
シマアオジはどこにもいません。ノゴマも。しょうがない、ここは夕方、もしくは明日の朝の最後のチャンスに賭けることにして、さっき山犬さんに教えてもらったキマユツメナガセキレイポイントに移動する事にします。
教えてもらった目印を頼りに原野の中に車を停めて捜索開始。両側ず~~っと原野、広々ですねえ。天気はあれですがいい気持ち。
しばらく待っていると枯れ木の天辺に鳥が止まっているのをひーこが発見。おおっ、キマユツメナガセキレイだ!
木の上から地面に下りたり他の木に飛んで行ったりするのをしばらく眺めていると、すぐそばの土手の上にやってきました。おお~近い~!
キセキレイとはかけ離れたプレミアム感漂うその山吹色、綺麗です~
キマユツメナガセキレイをたっぷり撮って満足し、次に移動しようと車に乗り込んだらすぐそばにオオジュリンのオスが飛んできたので慌てて車から降りると三脚を出す余裕がなかったのでそのまま手持ちで撮影。
やっぱりオオジュリンはこの姿がいいですねえ。
キマユとオオジュリンで今日の満足度は一気に上がりました。山犬さん、いい所教えてくれてありがとう~
さあ、それじゃ第2原野ポイントへ移動開始。
でも今日はひーこも一緒なので移動にも多少のエンターテイメント性を持たせなくちゃいけません。ということで一度海沿いの道に出て、そこから南下していくことにします。
今日は昨日に比べると海も穏やか。沖のほうの海面は太陽に照らされて、ちょっと沖縄の海を見ているよう。
途中北緯45度のモニュメントがあったので車を停めて記念撮影。
ついでに鳥の姿を探してみますがヒバリが飛んでいるだけでした。
やがて逃げ水の向こうにに風力発電の風車群が見えてくるとすぐに第2原野への分岐点。
しかしいろいろ寄り道していたのでこの時点ですでに時刻はお昼をまわっていました。
ここら辺、あまり食事が出来る所もなさそうなので、第2原野を歩く前に昼ごはんを食べておこうか、という事で、そのまま走り続け、目をつけていたトナカイ牧場へ直行。
ここで僕はパンフレットに載っていたミートカツスパゲッティを注文。良く考えたら昨日の晩は魚介ばかりで肉が何にもなかった事に気付き、それ以来肉に飢えていたのです(^^;
ひーこは激辛の辛みそラーメンを泣きながら食べていました。
食後はトナカイを見物、あまり美味しそうじゃないなあ・・・
鳥はモズがいたくらいだったので、とっとと目的の第二原野へ向かう事にします。