子連れバーダーの日々 BLOG

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2015年 06月 13日

最北の野鳥たち その5 やっと会えた!

 道北ちょい遠征最終日。
あの方に会えるかもしれない最後のチャンスです。気合を入れて4時前に現地到着。
今日は雲も少なくていい天気になりそうです。
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 原野の中へ歩いてゆくと地面近くに靄がかかってなんとも幻想的な雰囲気。
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 そんな中。山犬さんは今日も僕より早く待機していました。おはようございます~

 山犬さんによると昨日の夕方にもシマアオジ出たそうで・・・やっぱり運がないのかなあ・・・

 でも今朝も囀りが聞こえていたということなので、もしかしてチャンスはあるかも。しばらく山犬さんと一緒に待たせてもらうことにします。

 シマアオジがよく止まるブッシュには今日もホオアカが陣取ってさえずっています。靄の中にブッシュが浮かび上がり島のように見えますねえ。
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あそこに止まってくれたらいい絵になるんだけどなあ。 

 やがて雲の切れ間から朝日が顔を出しました。今回見る初めての朝日、ってまだ2回しか朝撮りしてないですが(^^;
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 しばらくすると山犬さんが「シマアオジの声が聞こえるよ」と教えてくれました。そういえばはるか彼方で何かが鳴いています。ほかの鳥と比べると伸びやかな感じの囀り、これがシマアオジの声なんですねえ。でも声の主は霧の彼方。でも声が聞こえるって事は居るって事なんだから、昨日よりはるかにやる気が出るってもんです。

 警戒態勢を上げて周囲を鋭く眺めていると、黄色っぽい鳥が4羽ほど、もつれ合うように飛んで行きました。あの黄色いのはもしや・・・その直後です、さっきまでホオアカが留まっていてたブッシュに黄色い鳥が飛び乗りました!ちょっと距離はあるもののファインダーに入れると何とかその姿が確認で来ました。あれはシマアオジ!・・・・・のメス?
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う~ん、微妙だ~
シマアオジに会えたのはうれしいけど、メスにしか会えなかったとなるとねえ・・・
でもまあ一応シマアオジはシマアオジかな。

そうしている間にもあの囀りは聞こえてきています。どこに居るんだ?と思っていたら違う方向からもあの囀りが!声のほうをチェックした山犬さんが「居た」と教えてくれ、近くまで木道を移動すると、確かに原野から突き出した枝の上に鳥の影が・・・ファインダーに入れてみるとシマアオジのオスのようです!メッチャ遠いけど一応姿だけは見ることが出来てよかった~!
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その後何処かへ行ってしまったシマアオジ、まあとりあえず見れたから良かったなあと思って、もうちょっとここらへんで粘るという山犬さんと別れ、昨日Sさんが教えてくれたノゴマポイントへ移動。

 すると聞き覚えのある伸びやかな囀りが聞こえてきました。シマアオジ?先入観からこっちには居ないだろうと思っていたのですが、あの声はシマアオジだよなあ?と思い声のほうに近づいていくと・・・
潅木の上で囀っていたのはシマアオジのオスでした!
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何かしきりと下のほうを気にしているなと思ったら、そこにはもう一羽のオスがいるようです。そしてついにバトル勃発。2羽でとっくみ合いを始めると、一羽は遠くの林の方に逃げて行きました。
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残った一羽は枝の先に戻って朗らかに囀りを続けています。おお~すげ~!
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目の前であのシマアオジがこんなじっくり囀ってくれているなんて信じられません。夢のようです。半分諦めかけていたのにまさか最終日でこう来るとは!
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 シマアオジって数十年前の小学生の頃から憧れていた鳥でした。その頃は北海道に行けばどこにでもいいる鳥って感じだったのですが、小学生にはなかなか北海道に行く機会はありません。いずれ大人になったら北海道に行っていっぱい撮ろうと思っていたのですが、いざ大人になってみるとその数は激減。今ではここいら辺でしか見られない貴重な鳥になってしまっていたのです。
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 そんな憧れのシマアオジが目の前に居ます。幸せじゃ~
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山犬さんも教えなきゃ!と電話をすると、さっきのポイントでもシマアオジが出てきたそうで、そちらでもう少し粘ってみるとの事。それでは後ほど結果を報告しあいましょう、という事で撮影に専念します。
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そして一段とシマアオジらしい個体が登場。肩の白がくっきりと目立ちます。これこそイメージの中のシマアオジの姿!綺麗だなあ・・・
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やがてシマアオジは姿を潜め、上空をオオジシギが飛び始めました。尾羽の先を目いっぱい広げてゴゴゴゴゴゴとやっているのがよく分かります。
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近くではホオアカが囀っています。
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雲が切れ、今回の滞在で一番はっきり利尻富士の姿をおがむこともできました。
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そんな光景を満ち足りた気分で眺めていると、山犬さんもこちらのポイントへ合流。しばらくのんびりおしゃべりしていたら再びシマアオジの囀りが聞こえ始めました。声のする方に行ってみると若君ではありますが、またもやシマアオジがいい所で囀っています。
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遠巻きにしていた女子大生を親切な山犬さんが呼んであげて3人で思う存分撮影。
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その声と姿を堪能する事ができました。
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山犬さんによるとこんなのはめったにないことらしいです。みんな幸せになれてほんとに良かった~(^^)

 8時を過ぎるとシマアオジの囀りはすっかり止んでしまいましたが今朝はもうこれだけ撮れればもう大満足。早めに宿に戻ってゆっくり朝ごはんでも食べようかな、と思い、2日間お世話になった山犬さんに別れを告げて原野を後にしたのでした。
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by o-rat | 2015-06-13 11:00 | 2015 道北 | Comments(4)
Commented by にゃっち at 2015-06-13 11:15 x
すごいすごーい!こんなにいっぱいシマアオジ見れたんだ!!!超うらやましいーーーーー!!!
個体数はどのくらいだったのかな?意外に多かった?

いいなあ~私も行きたいぃぃぃ・・・
Commented by toreta2006 at 2015-06-14 23:45
見事なシマアオジですね〜
ずっとスカってたけど、この日のためにポイント貯めてて良かったですね(笑)
せっかくの情報に心踊ったけど、腰痛で動けず(^^ゞ
Commented by o-rat at 2015-06-15 19:12
にゃっちさん、この日はオスメスあわせて4羽見てるからもうちょっと居たとしても6羽居るかどうかって感じかな。
初日2日目と完全スカだったからあとは運だね、地元でスカりまくって運ためといた方がいいかもよ(^^;
Commented by o-rat at 2015-06-15 19:14
とれたさん腰痛ですか~
やっぱりあの地獄峠が効いたんですかね。
今年は結構ハードな夏鳥シーズンだったもんねえ。
今度は一緒に台湾行きましょ


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