セアカミツユビよりは難易度の低いバリ島のもう一種の小型カワセミがヒメアオカワセミ。ジャワ島とバリ島の固有種だ。
RICKさんの情報だと今回泊まるミンピリゾートでも見られるの事。そういえば前回シーカヤックでここらへんまで来た時も見かけたんだよなあ。
空港からの4時間のドライブの末、やっとたどり着いたミンピリゾート。あい変わらずムンジャンガンは遠かった。
部屋に入ってとりあえずビンタンで乾杯。
一服すると、早速海の方へ行ってみた。
うちらの部屋から海までは300mほど。
メグロヒヨドリやチョウショウバトが飛び回り熱帯の花が咲き乱れる芝生の庭園を歩いていくと、レストランとプールのある海岸に出た。
周辺はマングローブに覆われていていかにもヒメアオカワセミが好みそうな環境だ。
海に流れ込む川に面したプールサイドの東屋でしばらく待っていると、「チチッチチチィ~」と言う声と共に対岸のマングローブにヒメアオカワセミが飛んできた!やっぱいるんだ。
物陰に隠れながらそっと近づき慎重にシャッターを切る。
すると沖のほうから地元のおっさんと子供2人の家族連れが海の中をジャブジャブ歩いてきた。このままだとヒメアオ直撃コースだ・・・う~ちょっと止まって~!目で必至で訴えるも、おっさんたちはお構いなしで目の前を通過していった。当然逃げるヒメアオカワセミ。まあしょうがない。まだ機会はたっぷりあるからね
2日目の午後、ミンピは土砂降りだったのだが、迎えににきてくれたYudiさんが「ギリマヌクは晴れているらしい」というので、そちらに避難した。
車で西に向かい10分ほど走ると確かに雨は急に弱くなり、ギリマヌクではほとんど止んでいた。ここでもターゲットはヒメアオカワセミ。
個体数が多いようでそこら中からチチチッチ~という声が聞こえてくるが、警戒心はミンピのほうが薄いようで中々近寄らせてはもらえない。
そんな中、死角からこっそり近づきでっかいのを撮影。空抜けていまいちだけど楽しかった~
3日目の朝はダイビングに行くためYudiさんとの朝撮りはなし。
なので朝食までの時間、プールとは反対側、レストラン脇の船着場のほうで待機してみる。
何艘ものボートがもやってある桟橋に地元のお姉さんが朝のお供えを置いていく。しばらくするとその横にヒメアオカワセミがやってきた。なんともバリらしいなあ、と思いながらシャッターを切る。
そのあとヒメアオはどこかに飛んで行ったり戻って来たりを繰り返す。それを見てここらへんに来るんじゃなかろうか、と言うあたりのボートの陰に隠れ待っていると、狙い通りヒメアオはやってきてくれた。
と、今回一番撮影チャンスが多かったのはこのヒメアオカワセミだった。
結果は前回よりはちょっとはマシだったけど、もうちょっとホテルのポイントで粘っておけばもっといいのが撮れたかも、と思うと少々悔やまれる。まあ鳥撮りなんていつも後悔ばっかりだけどね(^^;