今回の石垣島、アカ様の方がちょっとアレだったもんで、気分を変えて水辺の鳥を探しに行って見ることにしました。
前に来たときは田んぼにシギチがいっぱい入ってたんだけど、何処にあるかな?
高台から見下ろすと、サトウキビ畑の中に所々水をたたえて光る水田が見えたので、畦道を通って直行(^^)
この簡単さも石垣島の魅力の一つかも。カーナビなんかなくても迷子になりませんからね。
そして到着した田植え直後の田んぼには、予想通りシギが歩き回っていました。
少し伸びた稲の間には、バンの親子の姿も見えます。
路肩に車を停めて車内から撮影していると、対岸の畦に所になんかちょっと感じの違う鳥の姿を発見。あ~!タマシギだ!初見です。綺麗だな~
オスメス2羽で歩いていましたが、こちらの気配に気付いたようで、草むらに隠れてしまいました。これは出てくるまで待つしかないか。
しかしそんなこっちの気持ちも見透かされてしまったようで、2羽のタマシギはすぐに草の中から飛び出すと、はるか彼方の田んぼの方へ・・・
もう見つけられる気はしないけど、初めてのタマシギに未練も残るので一応そっちのほうに移動。
すると、かわりにセイタカシギを発見しなんだかちょっと得した気分(^^)
エンジンを切ってじっくり撮影していると、後ろからトラックがやってきました。この畦道は車1台通るのがやっと。すれ違いもできないくらいなので、こうなったらもうそのまま前に進むしかありません。慌ててエンジンをかけて前進。するとトラックは畦道の十字路を曲がって畑の中の廃物置き場のような所に入って行きました。こんな道でも車通りがあるんだなあ。
そのあとまたセイタカシギの所に戻ろうか考えたのですが、たいきとひーこに朝ご飯を買っていく約束をしていたのでこの日はひとまずそのまま撤収。
翌日の朝も再び柳の下の2羽目のタマシギを狙って同じ田んぼへ
昨日みたいに後続車に立ち往生させても悪いので、今回はちょっと離れた幅の広い道に車を止めて、ポイントまで歩いて撮影することにしました。
しかし剥き身となるとシギチの警戒心は一気にアップ。まだ100m以上離れている状況でも、こちらの姿に気付いて飛び立ってしまいます。
セイタカシギもこちらがまだ姿を確認する前から奥の田んぼへ避難していました。これじゃ撮影は全然無理。やっぱり車のブラインド効果はすごいんだなあ・・・
しかたないので車に戻り、他の車が来ないように祈りながら進んで行くと、さっき飛んだシギたちが奥の田んぼに集まってきていました。車の中からだと「さっきの警戒ぶりはなんだったの?」って位こっちのことを気にしません。
おかげでウジャウジャいるキアシシギやアオアシシギ、ムナグロなどをたっぷり撮影する事ができ大満足。
普段はあまり積極的には撮りに行かないどこにでもいるシギチですが、石垣島で撮っているとなんだか魅力的に感じてしまいます。次回はタマシギのメス、じっくり撮りたいなあ