ついにバイクにもETCを導入しました。とはいえ正規にお店で頼んだらメチャ高なので、
オクで落とした中古を自分で取り付けすることにしたのですが、軽自動車登録の自主運用でなくちゃんとバイク専用の機種にしたので許してください・・・
配線は4本あったのですが、とりあえず黒と赤のラインをアースと+のとこに繋いだらあっさり作動してくれました(^^)
元々ハーレーについていたものだったようで、ステーの取り付けネジがインチ規格だったため、同じサイズのM6のボルトに交換し、30分ほどで設置完了!意外と簡単でした。
取り付けたら速攻使ってみたくなるのが心情ってもんですよね。なので作動テストを兼ねてちょっと山のほうまで鳥を探しに。
目標はオオルリだったので、狙いは沢沿いの林道です。初ETCゲートも無事通過して作動もOK!
そして到着した第1の林道
オオルリの声は聞こえませんが、蝶の姿が目立ちます。
そこで虫撮りのおじさんに遭遇。ご指導を仰ぐ事にして、まずはトラフシジミゲット。地元じゃ見れない蝶です。
渓流といえばつき物のテングチョウもいっぱいいました。
これはある食べ物にそっくりなので、その名前が付いたゾウムシと言う事ですが、果たしてその食べ物は・・・
正解はカツオブシ!なのでカツオブシゾウムシ。粉を吹いた感じとかもほんとカツオブシっぽかったです。
このスターウォーズに出てきそうな首の長い奴はオトシブミ。葉っぱを封筒みたいな巣を作ります。しかし何でこんな首が長いんでしょうね?
サカハチチョウも山に来ないと見られない蝶です。ちなみに虫撮りにはD7000と50-500mmが活躍してくれましたが、やっぱり虫を撮るとなるとマクロレンズが欲しくなってきますね。
アサギマダラも何度か見かけ、虫撮りのおじさんとも色々おしゃべりできて楽しい時間を過ごせました。
しかし鳥はオオルリとキビタキの声がチラッと聞こえただけ。時刻は既に昼をまわってしまい、このままでは重たい思いをして背負ってきたロクヨンがただのお荷物に・・・
ここは気合を入れなおさねば、と思い、もう1本別の目星をつけていた林道にバイクで移動。
ここも林道沿いに綺麗な沢が流れオオルリが好きそうな環境です。
一度上流のほうまで登り切ってからエンジンを切り、耳を澄ませながらゆっくりと転がり下ってくると、かなり近くからオオルリの声が聞こえてくるポイントに遭遇!バイクを止めてヘルメットを取るとほんとにすぐそこで囀っているようです。どこだどこだ?と声のするほうを見まわすと、真上の枝にオオルリが止まってるじゃありませんか!
大慌てでバイクのスタンドを立て、「飛ばないで~~~」と祈りながら三脚を伸ばし、リュックからロクヨンを引っ張り出し、もどかしい思いをしながら雲台に取り付けていると、後ろから「グシャ」と言う嫌な音が・・・恐る恐る振り返ると、そこには大地に横たわるアネーロさんが・・・orz
どうやらギアをニュートラルに入れたまま斜面の下に向けて止めたからスタンドが外れて倒れちゃったようです。でもオオルリはそんなことにはおかないなく朗々とさえずり続けています・・・バイクを取るかオオルリを撮るか悩んだ末、とりあえずオオルリを一連写(TT)
そのあとアネーロを引きこしましたが、倒れた側のクラッチレバーの先がしっかりと折れてました。これはかなり徳ポイントたまったったな・・・でもここでめげてる訳には行きません。オオルリはまだそこにいるんです!撮らなければ!
どうやらここは縄張りのど真ん中のようで、他の鳥がやってくると警戒音を発しながら飛び回るので、ロックオンして追跡すればそこそこ姿を見ることができました。
しかし曇り空も手伝ってなかなか色が出てくれませんでしたが、まあ見れただけでも良かったかな。今度はもうちょっと天気のいいときに再チャレンジしようかな。
その後しばらく姿を潜めてしまったオオルリですが、夕方になってきたのでそろそろ引き上げようとカメラを片付けた所で再び登場。
再び三脚を組み立てなおしてレンズも装着。でもそうするとまたいなくなり、再び片づけを始めるとまた登場。おちょくられてんだろうか・・・ウンニャロウとうなりつつも再びカメラをセットして、一応撮影成功。やっぱり色がいまいち出ませんけどね。
その後も絶妙なタイミングで現れたり隠れたりするオオルリ。いい加減あたまにきたので最後はシカトして林道を下りました(^^;
そして帰りもETCでスイスイと。バイクは渋滞気にしなくていいから楽チンだ~(^^)