子連れバーダーの日々 BLOG

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2010年 03月 17日

Bat-cape Ⅰ

「黒い竜」というのを聞いたことがあるだろうか。
夕方になると洞窟から何千、何万という数のコウモリが飛び立ち、それが帯状に連なってまるで黒い竜のように見える、という現象だ。


 僕らを乗せたピックアップトラックは、傾き始めた太陽を背に、荒れ地の中のダートを走っていた。その先に石灰岩でできた岩山が見える。あそこにコウモリ洞窟があるそうだ。
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 ここまで来る途中、ダルマインコ
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クロノビタキ
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インドブッポウソウなどを撮るのに時間を費やしてしまい、到着が予定よりかなり遅れてしまっている。ナンさんの話だと、コウモリは5時半頃飛び立つらしい。急がなくっちゃ。

 岩山を回りこんでいくと、畑の真ん中に何台もの車が止っているのが目に入った。その周りにはコウモリ観察が目的と思われる、スコープを担いだガイドとお客さんらしき人々が佇んでいた。 

 僕らの車もその中に入れてもらい、荷台から下りてカメラをセットする。どうやらコウモリが飛び立つのには間に合ったようだ。

 しばらくして双眼鏡を覗いていたナンさんが岩山の一点を指差して声を上げた。最初は何のことかわからなかったのだが、よく見ると山の中腹に洞窟があって、その周りに黒い霧のようなものがかかっている。600mmのレンズを通して覗いてみると、その正体はすごい数のコウモリだった。
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 そのコウモリの動きを見たナンさんは、場所を移動するからすぐに車に乗れという。ポジションが良くないのかな・・・
 でも移動途中にコウモリが全部飛び立ってしまったらどうすんだよ・・・と少々心配になりつつも車に乗り込むと、大急ぎで移動を開始、そして数分走った畑の中で再び車を止めた。

 車から降り洞窟を振り返ると、洞窟付近に留まっていたコウモリたちが、夕方の空に飛び立ちはじめていた。黒い帯が洞窟から空に向かって伸びてゆく。
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 やがて黒い帯は地平線の彼方までつながり、上空には一本の黒い筋ができた。本当に黒い龍みたいだ。すごい・・・
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 コウモリの帯は少しづつ形を変え、コースや高度を変えながらも途切れることなく続く。時には僕らのほんの数十メートルほどの真上を通過することもあり、そんなときは「パラララララ・・・・」という何千というコウモリの羽音、そして「キューキュー」という鳴き声も聞こえてきた。
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 テレビの中でしか見たことのないような光景を目の前にしてすっかり圧倒されていたひーことたいきだったが、そのうち余裕が出てきたのでコウモリと一緒に記念撮影。
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いつの間にか周りには最初のポイントにいた人たちが移動してきていた。やっぱりここがベストポジションだったようだ。ナンさんもやるときはやるね(^^)

それにしてもいったい何匹のコウモリがあの洞窟にいるんだろう。
最初にその姿を見てからもう15分ほど経つというのに、その勢いは一向に衰えない・・・
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# by o-rat | 2010-03-17 18:51 | 2010年タイ | Comments(8)
2010年 03月 15日

卒室式

 土曜日はたいきの育成室の卒室式でした。
3年間お世話になった育成室生活も今月いっぱい、一人ずつ先生に卒室証書をいただき、育成生活の思い出で胸がいっぱいになってしんみりムード・・・・



 とおもいきや、なんだか絶好調
というか、ちと調子に乗りすぎっ(- -#b
どうも笑いを取ることが本人の中で至上課題となっているようですが、もう4年生なんだから、もうちょっと空気を読めるようになっていただかないと・・・
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まあみんなと仲良くやってたから許してやるか。
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と、笑いの中で終わると思わせといて、最後は大泣き。「ヴェ~~ン(大泣)カラオケに行きたいよ~~~!」ってね(爆)おっさんおっさん・・・
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# by o-rat | 2010-03-15 12:48 | こども | Comments(8)
2010年 03月 11日

Pheasants

 ナンさんは九十九折れの山道の途中で車を止めた。ここにあるトレイルがハッカン(Silver Pheasant)のポイントのようだ。
ロクヨンを担ごうとすると、ここからは山道だから、ロクヨンはやめてタムロンの18-270mmVCと7Dの手持ち軽量セットだけで行くように薦められた。こんなことならサンヨンも持ってきておくべきだったなあ・・・実際ナンさんはサンヨンと40D、あちらのほうが豪華装備な感は否めない。ほんとはナンさんのサンヨン、貸してほしかったぞ~(^^;

 しばらく行くとナンさんが立ち止まって、藪の奥を指差した。
何か白いものが動いているのがわかる。そしてそいつはだんだんこちらに近づいてきた。
ハッカンだ。以外に小さいが暗い森の中で白い羽が良く目立つなかなか凛々しい鳥だ。
正直キジ系はあまり興味がなく、それよりカザリショウビンを探してくれ~と思っていたのだが、隣でナンさんが興奮して連写し始めると、こちらも釣られて興奮してきてしまう。

 ナンさんはハッカンの進む先を読んで飛ぶように道を進み、挙句は藪を突っ切ってゆくので付いていくのが大変だ。確かにこれじゃ三脚もってたらきつかったかも。

 ハッカンは数羽の群れで地面のなにかをついばみながらゆっくりと歩いてゆく。こちらを意識はしているようだが、慌てて逃げるような事はないようだ。

この手の鳥はなんとなく警戒心や縄張り意識が強くってオスメスの番で行動していそうなイメージだったので意外だった。

 しかし常に藪の中にいるものだから葉っぱかぶり、枝被りばかりが多く、その上暗くてSSも上がらず、なかなかまともな画像が撮れない。
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なんとかならないもんかと四苦八苦しているうちに、ハッカンは急な斜面を登ってその向こうに消えて行ってしまった。もし次回会うことがあれば、その時はサンニッパで攻めたいところだ。


次はシマハッカン(Siamese Fireback)
「Siamese」の「シャム」は「シャムネコ」の「シャム」だろうからタイの特産なのだろうか。

日暮れ間近の道路を走っていると、対向車線に車が停車していて、荷台の人たちがこちらのほうを見ていた。
なんだろうと思いうちらも止ると、いきなり目の前をオスメス数羽のシマハッカンの混群が横切っていった。とっさの事で慌ててしまったが、手にしていたタムスパでなんとか証拠写真を一枚。
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落ち着いた所でカメラをロクヨンに持ち替えたが今度は近すぎて全然画面に入りきらなかった。
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オスに続いてメスも道を横切ってゆく。日本のキジと違ってメスも結構綺麗だ。
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全体に動きはそれほど早くはないのだが、薄暗い中、常に歩き続けいるので被写体ブレしてしまう。しかし顔だけは止っていることが多い。鳥類はきっと目からの情報をしっかり取得できるよう顔はできるだけ動かさないように動いているんだろう。天然手ブレ防止だな。

このほか姿は見なかったものの、アカエリヤケイの声もしばし耳にした。ニワトリの原種だけあって鳴き声も良く似ているが、ニワトリが「コ~ケコッコ~~」と鳴く所、「コ~ケコッ コ↓」と最後が伸びずになんとなく締まりがない。コレがワイルドさの証なのか・・・
ちなみにこのワイルドさに憧れるニワトリが多いのか、カオヤイの街中でも最後を「コ↓」で締めるのが流行っていた(^^;
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# by o-rat | 2010-03-11 13:21 | 2010年タイ | Comments(7)
2010年 03月 03日

ひーこさんお誕生日

昨日はひーこのお誕生日。もはや何回目かなんて誰も口にできません(^^;
というわけで今年も誕生日スペシャル料理です~
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今年のご所望も去年に引き続きさっぱり和風です。まずは突き出し4点セット
サラダは海老アボガドと鶏のゴマ炒めのせ、そしてひーこ大好き茶碗蒸し。
焼き物は豚肉ロースを焼きトン風にしてみました。
メインはひーこの好きなもの限定軍艦巻き。魚卵中心です。痛風になってもしらんど~
とこんな感じ。しかし歳のせいか完食できませんでした(^^;
食後はケーキなんだけど、ホールで売っているのがショートケーキしかなかったので今回は単品で。
ホールで買っても絶対食えなかっただろうけど。というわけで今年もお腹いっぱいじゃ~
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# by o-rat | 2010-03-03 15:09 | その他 | Comments(12)
2010年 02月 27日

PITTA!

今回の冬遠征、真打はルリヤイロチョウ(Blue Pitta)

 車で走行中、道路脇の森の中から鳥の声が聞こえてきた。
 ナンさんは慌ててドライバーに車を止めさせる。
 「何?」と聞くと「Blue pitta!」
 !!!!ルリヤイロチョウだ!
 車を降りたナンさんは携帯に録音しているルリヤイロチョウの声を流しはじめた。コールバックというやつだ。

 声はすぐそばから聞こえてくるのだが、どこにいるのかわからない。
道路際は樹木の道度が濃くて壁のようになっているので、一歩森の中に足を踏み入れる。

 その場でじっとしていると、時々林床をすばやく走り抜ける影がみえる。あれがルリヤイロチョウのようだが中々はっきりとは姿を見せてくれない。しかしナンさんのコールバックには明らかに反応しているようで、うちらの周りを動き回っている。

 そのうち僕の所から葉っぱの隙間を通してかろうじて見える木の根元に鳥が止まった。
カメラを向けAFON。ファインダーに浮かび上がってきたのは・・・・ルリヤイロチョウだ!!!

今までの鳥撮り人生ははじめてはっきり見たヤイロチョウ!手が震えてしまう。
しかしSSはISO400で1/8、気合入れていかなければ!
ピントを合わせなおして慎重にシャッターを切った・・・
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やった~!ルリヤイロチョウゲット!
幸いヤイロチョウはしばらくそこで鳴き続けていてくれたので、ゆっくりとその姿を見ることができた。
羽の青が鮮やかだが後頭部のオレンジもすごく綺麗だ。
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一方ガイドのナンさんはルリヤイロチョウが何処にいるのかわからないらしく、必死でコールバックしながら僕の撮っているあたりを双眼鏡でチェックしている。ここからほんとにピンポイントでしか見えないようだ。

・・・・・さらにカメラを首から提げた彼は明らかに撮りたがっていた(汗)

 それじゃ僕は一応撮ることができたので「ここからだったら見えるから、僕のレンズにカメラを付けて撮ってみる?」というと、待ってましたとばかりに自分のサンヨンをカメラから取り外して僕に押し付け、自分の40Dを僕のロクヨンに取り付けた。しかしやはりというかなんというか、ナンさんがファインダーを覗いたとき、ルリヤイロチョウは既にそこにはいなかった・・まあそんなもんだよ。

 その後、僕のロクヨンは諦めの付かないナンさんに拉致られてしまい、彼は片手の携帯でコールバックしながらずんずん森の中を進んでいく。
普段ここまで重いレンズや三脚は持ちなれていないのだろう、なんかフラフラしていて見ているこっちもヒヤヒヤもんだ。しかしこの状況で返してとはいえないもんなあ(^^;
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結局この後ナンさんに追い立てられたヤイロチョウは森深くに入ってしまい、声も聞こえなくなってしまった。
ナンさん残念だったねえ。でもあんたはカオヤイに住んでるんだから、まだこの先チャンスもあるでしょう。泣くなナンさん、僕も日本じゃこんなことしょっちゅうだって。

 その後車に戻るとナンさんが靴を脱いでなんかやっている。見ると靴下に蛭が・・・もしや僕も?!と思い靴を脱いでみると、こちらの靴下の上にも2cmほどの蛭がいた、靴下にズボンのすそを入れておいて良かったよ。

 しかし蛭のやろう、靴下の上から血を吸っていたらしく、ホテルに帰って裸足になると、足には血の出たあとが残っていた。まあ蛭と引き換えにルリヤイロチョウとが撮れたんだから、これっくらい安いもんだ。
あとでナンさんに聞いた話だと、ナンさんの息子もバードウォッチングをやっているのだが、ルリヤイロチョウを見たのはまだ3回だけだっていってたもんなあ。
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# by o-rat | 2010-02-27 19:57 | 2010年タイ | Comments(18)